筋骨格器系基礎講座の年間スケジュールの詳細
1月
神経機能の命運をわける要素についての考察
自律神経のみでなく、神経の機能は上がったり下がったりします。
その機能を上げる要因と、下げる要因を把握します。
アカデミックな要因要素と、実生活に基づいた要因要素を学べる内容となります。
2月
自律神経における中枢神経である視床下部の考察
自律神経自体は、末梢神経ですが、指令を送っているのは中枢神経です。
その中でも、視床下部は重要な個所となります。
視床下部に関してと、その機能が悪くなる理由を病理的な観点から学べる内容となります。
3月
自律神経における中枢神経(視床下部以外)の考察
自律神経の最高中枢は、視床下部と習いますが、
実際には、そこまで単純になってはいません。
視床下部と、それ以外の中枢神経のかかわり方を学ぶことを通し、
自律神経の中枢に関しての仕組みを学べる内容となります。
4月
自律神経の器質的な考察(交感神経Vr)
自律神経の中でも交感神経を中心に学べます。
交感神経が実際に、どの様に存在して働いているのか?
それを解剖学的に理解し、矯正技術に活かせることを学べる内容となります。
5月
自律神経の器質的な考察(副交感神経&迷走神経Vr)
自律神経の中でも副交感神経を中心に学べます。
副交感神経が実際に、どの様に存在して働いているのか?
それを解剖学的に理解し、矯正技術に活かすことを学べる内容となります。
6月
自律神経の機能(働き)に関する考察
自律神経は、体にて自身の意思と関係無く働く全てを担っています。
その機能は多岐に渡る為に、機能としての実態が分かりづらくなっており、
そんな性質を持つ、自律神経の中でも、機能性にフォーカスを当てて学べる内容となります。
7月
自律神経を整えることの本当の意味を考察
自律神経を整えると良く表現をしますが、
この表現が臨床を難しくし、誤解を生じさせる元にもなります。
整えるとは実際にどういったことなのか?
アカデミックなロジックと臨床には、必ず隔たりが有ります。
臨床での力を向上させるために自律神経を整える本当の意味を学べる内容となります。
8月
自律神経と生活習慣や日常生活の関連性の考察
自律神経を整えることに関しては、多くの書籍や論文や理論が有ります。
しかし、なかなか自律神経が整わないのは何故なのか?
一般的に良く言われている、生活習慣や日常生活の改め方を、
モルフォセラピーを通しての観点を付け加えることで、
臨床での具体的な、クライアント(患者)さんへのアプローチが変わります。
自律神経と生活習慣や日常生活の関連性を学べる内容となります。
9月
自律神経と痛みに関しての考察
自律神経が乱れている方は、痛みを感じやすいとか、知覚過敏な傾向が有ります。
自律神経と痛みの関連性を理解することで、臨床において痛みの改善の力になります。
なかなか改善が進まない方や、改善率が遅い方など、
臨床で苦戦しやすい難治なタイプの方に対応する際に必要なことが学べる内容となります。
10月
自律神経とストレスを考察
モルフォセラピーでは、ストレスが症状の元になると考えるのはご法度となります。
しかし一般的には、ストレスという言葉が氾濫しています。
そして、現代社会とストレスを切っても切り離せない関係性は見過ごせません。
またクライアント(患者)さんもストレスに関する認識が強い方が多いはずです。
臨床にて、ストレスと言われる症状に対しての取り組み方を通して学べる内容となります。
11月
自律神経失調症を用いて自律神経を考察
自律神経が悪くなる代表的な疾病として、自律神経失調症が有ります。
予備軍まで含めれば、自律神経系の疾患の中でも最もポピュラーなものと言え、
そして、臨床での遭遇率も非常に多いと思います。
何故? 自律神経が失調するのか? なってしまったらどうすれば良いのか?
こういったことを通して、現代人の身体の蝕む元が何なのかを学べる内容となります。
12月
自律神経をモルフォセラピーで調整することに関しての考察
この1年の集大成として、11か月の内容を通し、
モルフォセラピーという矯正法にて、自律神経を調整することを学べる内容となります。